4月24日の勉強会(フォルダーについて)

「フォト」アプリの「ソースフォルダー」について

「フォト」アプリを起動したときに[コレクション]で表示される画像やビデオだが、PCにある画像やビデオが表示されているようだ。然しどのフォルダーの物が表示されているのかという質問があった。

 

また、インポートでUSBなどから取り込んだ画像はどこかのフォルダーに保存されるのかどうかという質問があった。

 


これらに応えるには、「ソースフォルダー」のことを知らなければならない。

 

 「フォト」はフォルダー単位で画像などを取り込み表示する。そのフォルダーのことを「ソースフォルダー」と呼ぶ。画像ファイルなどがソースフォルダーに入っていれば「フォト」のコレクションに表示される。しかしソースとして設定されているフォルダー外の画像ファイルを表示はできない。

 

どのフォルダーが「ソースフォルダー」となっているかを調べる。

 

①「フォト」アプリ画面右隅の3つの点々(・・・)をクリックし、

 

②表示されたメニューで「設定」をクリックする

 

③「設定」画面が表示され、「ソースフォルダー」一覧が表示されている。既定ではソースフォルダーは PC の個人と公(パブリック)の「ピクチャ」フォルダーと OneDrive の「画像」フォルダーとなっている。

 

④「フォルダーの追加」をクリックすれば、「フォルダーの候補」画面が表示されるので、その中から選ぶ。あるいは候補に無い場合は「別のフォルダーを追加」から「フォルダーの選択」ダイアログを通してフォルダーを追加する。

 

「閲覧対象切替」にある「フォルダー」との違い

「フォト」アプリ画面上の「閲覧対象切替」メニューにある「フォルダー」(右図参照)は、特定のソースフォルダーの一つを選択してその中の画像ファイルを表示するものだ。

 

フォルダーの追加はできるが、削除はできない。

 

 

ソースからフォルダーを削除する

「ソース」一覧から、削除するフォルダーの右端にある「✕」マークをクリックして、「フォルダーの削除」の確認をするとソースからフォルダーが削除される。

 

ソースからフォルダーを削除するとそのフォルダー内の画像などもコレクションからの表示がなされなくなる。

 

この場合、元のフォルダーのフォルダーやその中のファイルが削除されるのではなく、「フォト」アプリのコレクションに表示されなくなるだけだ。

OneDrive に保存したファイルを「フォト」アプリで閲覧するには

OneDriveでクラウドだけにある画像を「フォト」アプリで表示できるようにするには、OneDriveの同期の設定で「このデバイス上で常に表示する」にしておかないと表示できないという問題があった。

 

この方法を取ると、PC上のハードディスクの容量を消費してしまい好ましいものでは無い。

 

これを避ける方法が見つかった。

「フォト」アプリの「設定」で「Microsoft OneDrive」で「OneDrive(クラウドのみ)のコンテンツを表示する」を規定値「オフ」から「オン」にすれば良いことが分かった。

 

USB などからインポートした画像はどこに保存されているのか

実際にSDカードを差し込んでインポートしてみた。

 

結果、既定の保存先は PC の「ピクチャ」となる。「ピクチャ」にサブフォルダーが作られ保存先となる。保存先は変更もできる。